エプソンのモノクロプリンタPX-S160T(購入価格:14,744円。2019年12月)。
Xubuntuをインストールしたラズパイ4では、CUPSに登録されておらず、公式のEPSON Download Centerでも、ARM用のドライバーはない。
ここ(EpsonのプリンタドライバをRasPi用にビルドしたよー - おはよう君需要なし)をみて、ドライバをビルドしようとしたけど、途中でエラーが出て、失敗。
万事休すか…と思いつつ、ふと、Synapticパッケージマネージャーに「epson」と打ち込んだら、「printer-driver-escpr」が出てきて、epsonのインクジェットプリンタのドライバーって説明が書いてあったから、いや、まさかな…と思ってインストールしたら、あっさりと印刷できた。
結論:
$ sudo apt install printer-driver-escpr
というか、プリンタードライバー開発キット ESC/P-R Library |開発支援情報|エプソンパートナーズネット|エプソンを見ると、
ESC/P-R は、エプソンのインクジェットプリンター共通の新しいプリンター言語です。 近年ではプリンター自身にイメージ処理機能を搭載した製品(デジタルカメラダイレクト印刷対応機種など)が多く存在しています。 ESC/P-Rはプリンター側が搭載しているイメージ処理機能を利用した制御コマンドです。 (中略) インクジェットプリンター機種共通のコントロールコードです。 プリンター本体に搭載されたイメージ処理を用いるため、基本的な印刷モードのみサポートしていますが、1つのドライバーで多くの機種に対応可能です。
とあるから、エプソンの最近のインクジェットプリンタは、linuxだったら「printer-driver-escpr」で大体大丈夫なんじゃないだろうか…?