ツイッターで書いたのをまとめたもの。
B'zの『OFF THT LOCK』は1989年。この頃の歌詞ってバブル景気を感じさせる。僕自身はバブル後の平成不況しか経験なくて、バブルは想像でしかないけどw。 歌詞に出てくる女性像が多くの男たちを魅了する奔放な感じで、男の主人公がそれを追いかけるってのが多い気がする。 open.spotify.com
バブル崩壊(平成不況…1991年からの不況)が始まった頃に出された『IN THE LIFE』(1991年11月)までは、まだバブリーな感じ。「Wonderful Opportunity」ではまだ、「シンパイナイ モンダイナイ ナイ ナイ ザッツライフ」と楽観的に歌っている。 open.spotify.com
ところが、いよいよバブル崩壊の影響・大変さが社会全体に広がったのか、1992年10月『RUN』の「THE GAMBLER」では「何を賭ける?イチかバチかエブリデイ…流れを変えてやろう」と言い出し、「ZERO」では「ぎらぎらした街をぬけ さっさと家に帰ろう…ゼロがいい ゼロになろう もうまっしろ」と不景気で殺伐とした街から逃避しだす。
「RUN」では「荒野を走れ 傷ついても……死ぬならひとりだ 生きるならひとりじゃない」と、まるで失業・倒産をきっかけに自殺しようとする人たちに、待ったをかけようとするかのようだ。
全体的に「Wonderful Opportunity」のときのような楽観さがなく、不況で失業・倒産してマネーを失った絶望・悲壮感を根底とした「どうにでもなれ」という捨て鉢さが反映されている気がする。 open.spotify.com
B'zのアルバムの雰囲気から、当時のバブル景気絶好調の時代からバブル崩壊までの雰囲気が掴めて面白いw。