adbird(広告鳥) 備忘録

Fire HD タブレットでオンライン小説(小説家になろう など)を縦書きで読む方法 【Google Play 不要】

オンライン無料小説サイトである、小説家になろうカクヨム青空文庫に掲載されている小説を縦書きで読む方法。

よく他のサイトなどで紹介されているGooglePlayを入れたり、アプリを入れたりする必要はない。

デフォルトの Silkブラウザ に「えあ草紙ブックマークレット」を登録することで、安全に、簡単に読むことが可能。

下準備:えあ草紙ブックマークレットをブラウザに登録

※番号は画像中の番号と連動。

1・2.任意のサイトをブックマークに追加する。
3.「+」をタップして、「Silkホーム」を表示させる。

Fire タブレット Silkブラウザ ブックマークレット登録方法001

4.「Silkホーム」で「ブックマーク」をタップする。

Fire タブレット Silkブラウザ ブックマークレット登録方法002

5.さきほど追加したブックマークの「︙」をタップして、「編集」をタップする。

Fire タブレット Silkブラウザ ブックマークレット登録方法003

6・7.以下のようにブックマークを編集して、保存する。

  • ブックマーク名
    • 「えあ草紙リーダーaaaaa」
  • Webアドレス に以下をコピペする。
javascript:location.href='https://www.satokazzz.com/airzoshi/bookmarklet.php?url='+encodeURIComponent(location.href);

Fire タブレット Silkブラウザ ブックマークレット登録方法004

小説を縦書きで読む

1.読みたい小説のページを開いて、アドレスバーのURLをタップする。

Fire タブレット Silkブラウザ ブックマークレット起動方法001

2.アドレスバーに「aaaaa」を入力。
3.入力候補画面から「えあ草紙リーダーaaaaa」をタップする。

Fire タブレット Silkブラウザ ブックマークレット起動方法002

縦書きで表示される!

Fire タブレット Silkブラウザ 縦書き表示

4.設定を変更する。

えあ草紙ブックマークレット設定変更

5・6.次のページに移動する。

「次へ」の三角マークをタップして、「えあ草紙で読む」をタップ。

余談:Vivaldiブラウザの紹介

Silkブラウザだとアドレスバーが上部にあって、見づらい&気になる人は、アドレスバーを下部に移動させることができる

Vivaldi ブラウザ

を検討してみてください。

ただし、Amazonのアプリストアからはインストールできないので、以下のサイトを読んだ上でリスクを理解 & 下準備としてAPKファイルのインストールを許可する手順を行った上で、下記を実行してください。

Vivaldi ブラウザの公式サイトから

その他のダウンロードストア > アプリ(apk)のダウンロードはこちら > ARM 64 bit (※Fire HD Plus(第11世代)はこれで動いた)

をダウンロードして、インストールする。

なお、上記方法でapkを直接インストールした場合、自動アップデートされないので、定期的に手動でapkをダウンロード&インストールし直す必要があるので、要注意。

PCでもVivaldiブラウザを使っていれば、PCのほうでアップデートがあったときに、「あ、Fireタブレットのほうもアップデートしなきゃ」と思い出すので、PCにもVivaldiブラウザをぜひ。

自作スクリプトをPATHの通っているディレクトリから実行

自作スクリプトをどこからでも実行できるようにする。

以下、Ubuntuの場合。

$ echo $PATH

でPATHが通っている場所を確認する。

Ubuntuの場合、/home/username/.local/bin (usernameは適宜変わる)にPATHが通っているはずなので、その中に自作スクリプト(例:test.sh)を配置する。

自作スクリプトのアイコン上で右クリック > プロパティ > アクセス権 > プログラムとして実行可能にチェックを入れる。

スクリプト(test.sh)の実行の際には、スクリプト名の前のshは必要ない。

$ test.sh

python と pdftk でPDFにページ番号付け

別途「ページ番号.pdf」が必要。

pdftkは上書き保存しないので、ページ番号を付けたファイルは元のファイル名と異なってしまう。

元のファイル名のまま、ページ番号をつけたいと思ったので、下記スクリプトを作った。

import pypdf
import subprocess
import os
import shutil

#ファイル名を変えて保存(バックアップ)
shutil.copy('./入力.pdf', './入力_bak.pdf')

#元ファイルを削除
os.remove("入力.pdf")

#ページ番号付与。別途「ページ番号.pdf」が必要。
input_file = "入力_bak.pdf"
output_file = "入力.pdf"

command = ["pdftk"] + [input_file] + ["multistamp", "ページ番号.pdf", "output"] + [output_file]
subprocess.run(command)

python と pdftk でPDFを結合し、ページ番号をつけ、しおりをつけるスクリプト

linuxならshスクリプトにコマンド書けばいいだけなのだけど、windowsだとそのスクリプトが動かないので、苦肉の策。

pypdfライブラリをインストール

pip install pypdf

python スクリプト(make.py)。

import pypdf
import subprocess
import os

#pdf 結合
merger = pypdf.PdfMerger()
#結合するファイル
merger.append('入力1.pdf')
merger.append('入力2.pdf')
merger.append('入力3.pdf')
merger.append('入力4.pdf')

#結合後のファイル
merger.write('出力all.pdf')
merger.close()

#ページ番号付与。別途「ページ番号.pdf」が必要。
input_file = "出力all.pdf"
output_file = "出力all2.pdf"

command = ["pdftk"] + [input_file] + ["multistamp", "ページ番号.pdf", "output"] + [output_file]
subprocess.run(command)

#しおり(ブックマーク)をつける。別途「bookmarks.txt」などが必要。
input_file2 = "出力all2.pdf"
output_file2 = "ALL.pdf"

command = ["pdftk"] + [input_file2] + ["update_info_utf8", "bookmarks.txt", "output"] + [output_file2]
subprocess.run(command)

#中間ファイルを削除
os.remove("出力all.pdf")
os.remove("出力all2.pdf")

入力1.pdf~入力4.pdf が入っているディレクトリに、make.py を入れて、

python make.py

または(linuxの場合)

python3 make.py

PDFが結合されて、ALL.pdf が生成されているはず。

bookmarks.txt の書き方は

PDFに「しおり」(bookmarks)をつける:pdfデータ編集 - adbird(広告鳥) 備忘録

を参照のこと。

rsync でバックアップ

パソコン内のドキュメントディレクトリ内にある「A」ディレクトリを、USBメモリのドキュメントディレクトリ内にある「A’」ディレクトリにバックアップする。

rsync -avu /home/username/ドキュメント/A/ /media/username/usb_name/ドキュメント/A’/

username usb_name 等は適宜変更を。

オプションについて

  • a : -rlptgoD と同じ意味。「なるべくコピー元のファイルと同一条件でコピーする」らしい。
  • v : 詳細を出力する。
  • u : 転送先に既にファイルが存在し、転送先のタイムスタンプの方が新しい場合は転送しない。

※コピー元の最後の / (スラッシュ)をつけるかつけないかで意味が変わってくるので注意。下記参考リンクを参照のこと。

参考リンク